9/2ミュージカル人魚姫を観てきた話

今日は茨城県の東海文化センターで行われた、ミュージカル「人魚姫」を観劇してきました。渡辺和貴さんが王子様役です♡

 

8/20(日)に山梨県の須玉ふれあい館でも同じ舞台が上演されて、そこで初めてこの作品を観たので、今日の公演は、わたし的には2回目のミュージカル「人魚姫」でした。(そんでもって、和貴さんの千秋楽?になったので、「人魚姫」を観て書いておきたいなーと思ったことを書きます。)

 

 

2023/08/20(日)

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2023/09/02(土)

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わたしは1回目を観た時に、ニ幕を観て、気持ちが伝わらない切なさが凄いな…っていうのと、でも王子はあの時助けてくれた人がマリーナなんだってわかる術がないから仕方がないというか、王子は悪気がないしあの時助けてくれた人のことを一途に思い続けてるだけで、ちょっと勘違い(?)をしているけど王子にとったら正解だと思ってる人と結ばれているので王子は結ばれて幸せそうだし笑顔も仕草も可愛いし、マリーナにとって切ない言葉を言っているとしても悪い人ではないしなぁと思って、切ないけどなんというか仕方ない、みたいな気持ちになったんですよ。マリーナみたいに王子(という人間)に一目惚れして、王子以外の周りの大切なことが見えなくなって、王子に対して期待が高まるというか「絶対王子様に伝わる!」って信じきって自分の心のままに進んでいく感じが、なんかマリーナの方がこわいよーーと思ったりして、冷静に動きたいよーって考えたりして、なんだろう??とにかく王子言ってること酷い!とかマリーナの気持ち伝わらないの切ない!とかよりも、仕方なし〜〜〜〜!しかし切ない〜〜〜〜!王子様かっこよ〜〜〜〜!!!という気持ちで混ざってたんですね。(作品を楽しむとともに推しの王子姿が最高すぎてしんどくなるのを同時進行でやっているのでよくわからない気持ちになる。)

 

王子が喋るたびにマリーナの気持ちが伝わってないもどかしさがあるのは切ないんだけど、でもマリーナの声がないから、仕方なしじゃん…と思ったりしてしまっていたのだ。

 

してしまっていたのだ、とか言ってる。だって、今日観た感想はなんかもう全然違う気がするのだ。

 

今日(2回目)観たら、これ、王子がずっと想い続けているのは、あの嵐の夜に助けてくれたというか導いてくれた美しい歌声の人のことなんだから、それは祈りの島で目が覚めた時にそばにいた人じゃないし、もちろん隣の国の姫でもないし、誰のことって人魚姫のマリーナのことなんだよなぁってすーーーごくわかって、いや山梨で見た時もそれはわかってたんだけど。王子はたしかに隣の国の姫と結ばれたときに、幸せすぎる!って顔してるけど、それは祈りの島で目が覚めた時にそばにいた人のことをあの嵐の夜の美しい声の人だって思ってるからなわけで、「ほんとはその嵐の夜に歌ってたのも助けたのもマリーナなんだよ?」って伝えたら王子はどう思うんだろう?って考えたら、今まで感じてた何倍も切なく感じて、王子に伝えたかったなぁってなっちゃった。「マリーナがさ、王子にね、助けたのは実は私だったんだよ!歌ってたのも私だよ!本当に生きててよかった!って伝えたくてって、魔女に自分の声を渡して人魚の身体を人間の脚に変えてでも王子に伝えたくて、それでここに会いに来てくれてたんだよ」っていうのを伝えたくなっちゃった。そうしたら、それもう一生懸命やってる人たちがいて、マリーナの気持ちが王子に届くように、人魚(や、おそらく魚)の言葉で伝えようとしていたり、マリーナの幸せを心から願って本気で応援したりしている海の仲間がいるじゃんか!!って気づいて(いや山梨の時も知ってたけど、よりすっごく感じて)。王子にうまく伝わって、王子がその真実を心から信じることができたらどうなってたんだろう〜〜〜〜って考えてるうちに泣いちゃった。なんか人魚姫の姿であろうと、魔女にいろんな代償払ってなんとか王子様のそばにいたいからどうしても!って言って人間のような見た目に変えてもらった姿になっていようと、マリーナがあの時の子だって分かったら王子どんな顔したんだろう。姿なんて関係ないんじゃない?違うのかなぁ。

 

この前どうだったか忘れちゃったんだけど、今日、王子と結婚相手(隣の国の姫)が海?の神様に祈りを捧げているときにマリーナがさようならなのか、ありがとうなのか、王子に別れを告げる顔して海に落ちた音したあとで、王子と結婚相手が何の音だろう?ってやりとりして、中に戻ろうってしたときに一旦王子が海を振り返るところで、王子は何を思ってる顔だったのかなぁって考えてるけどまだ答えが出ないなぁ。マリーナの歌声みたいな音が聞こえた気がして海を振り返ったのかなぁと思ったけど、んー(王子はマリーナの声を聞いてもそれがマリーナだとは分かっていないからあの時の歌声に似てるな、って思うのかなぁ)、あの嵐の夜の歌声は結婚相手の姫の声のはずなのに、なんで海から聞こえる気がするんだろう…って思ったのかなぁ。まだわからん!

 

王子は祝いの席にいないマリーナを探して海に来て、そこに来た結婚相手の姫と、イチャイチャしてるときに(ちなみに王子はイチャイチャしてやろうとも、イチャイチャしてるところをマリーナに見せてやろうとも、ぜったいに思っていない。完全に悪気が一切ないし、マリーナは自分を祝福してくれてるだろうと本気で思ってるし、自分もあの時の彼女に会えてとても幸せな気持ちでいっぱいですの気持ちしかない王子なんだろうと解釈してるので、なんかほんとにもう憎めないし可愛いのだが、)結婚相手の姫のことをとても褒めちぎるんだけど、それは結ばれてから生まれた感情なんじゃないかと思ってるんだけど、それも違うのかわからん。想い続けてる時は、美しい見た目は大事かもしれないが、それよりもあの嵐の夜の時の人かということが超大事って感じ〜〜〜。

 

まって、わかんなくなってきた!!!!!!笑

 

(勘違いしているとしても)想い人と結ばれて幸せそうだなぁと思っていた王子が、今日は、幸せじゃないんじゃないか?って思えちゃって。王子が本当に会いたかった人は別の人だったんだよって捉えるんなら王子にとってもハッピーエンドじゃないのか(も?)と思って、悲しかったなぁ…。

 

いや〜〜〜〜、まったく違う話をするけど、パラッパラッパが好き。はじめも好きだし、最後にみんなで踊るところも大好き。

 

あと、王子が跪いてマリーナや結婚相手の姫の手を持って王子の身体のまわりをぐるっと回らせるときの、すべての感じが超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最高に大好きだった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。めちゃくちゃかっこよかったです。あと、一幕に船の上で歌う「♪海〜」とニ幕にマリーナのそばで歌う「♪海〜」の印象がだいぶ違くて、どっちも大好きだった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。これは山梨も茨城もどっちもそう。あとニ幕のあたまの迫力満点なとこの王子好き〜〜。覚えてるところを言ってるだけであって、通してずっと大好きなんだけど、なんかいろいろ考えたりしてたら胸がいっぱいですね!まとまらないよ!

 

山梨の公演も、茨城の公演も、同じじゃなくてそれぞれ良さがたくさんあって、どっちも観にこれてとても幸せ!うれしかったーーーー。

 

帰りにお見送りがあったんですが、お見送りというものに中々人生で出会ったことがなかったので(一回くらい今まであったか?記憶がしんでる)、山梨も茨城も普通に慌てるし、めちゃくちゃ嬉しいし近いのは焦るけど本当に全員綺麗でかっこいいし、さっきまでステージにいた方達がいらっしゃるというのは本当にどういうこと?って思うんだけど(夢か?って意味で)、前回が手振るだけで一杯一杯だったので、とにかく何かしら気持ち伝えよう??って思って伝えられたのが「めちゃくちゃかっこよかったです」なのは、お芝居見てかっこよかった!はいいのか!?おい!?って自分で1人反省会した。でも無理だよあそこで慌てず、にこやかに言うのは。あと5年くらいは慌てそう。慣れないね!困った!

 

お見送り(メインキャスト側)は、キャストさん全員やさしく笑顔で手を振ってくださったし、和貴さんに例の感想?(かっこよかったです)を言ったら手伸ばして手を振ってくださったので優しすぎるなーーーーーと思いました。例え一瞬でも目を見て話すの緊張するね!生きてるじゃん!ってなります。ありがとうございました。

 

 

さーーーて、写真貼って終わりにします。とにかくミュージカル「人魚姫」楽しかったです。どっちも場所がめっちゃ遠かったのでどうしようーってわりと悩んでた(行きたい欲はずっとあった)けど、どっちも観に行ってよかったなぁ。母と行ったり、妹と行ったりしたよ!

 

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